殺害動画を見た.映画みたいだと思った自分に対して結構動揺している.まとまらないかもしれないが,思うことを少々.
個人的には香田さんが殺害されたことに対して,特に何も思っていない.あの地域に行くということは,殺されても文句なしということだと思っているからだ.とは言うものの,殺害され首を切られるという動画は気分が悪い.これが本当に起こったことだと自分に言い聞かせている.このことがイラつく.
このことに関して,マスコミが人の命の大切さを叫んでいるが,私はそれは違うと思う.もちろん,どのような命も大切だという前提を否定するつもりはない.とはいえ,戦争と言う行為の中では人殺しが正当化される世界だ.「10 人殺せば殺人鬼だが,100 人殺せば英雄だ」とは誰が言ったっけ? そのような場所に,生き残る準備も疎かに行ったヤツが悪いのだ.
戦争で「非戦闘員は殺してはならない」なんてあるかもしれないが,それは所詮理想に過ぎなくて,殺してしまっても「しょうがなかった」で済まされる世界だ.アメリカなんか特にそうだが,殺されたことを大きく取り上げて,殺したことは(収容所ではなく,戦闘で)全く言わない.そんなんでは戦争だという現実を受け止められないと思う.
戦争とは,個人の意志を無視した殺し合いなんだということをわからないと,意味のない議論にしかならないと思う.